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: Evan Killham/Cult of Mac (via Ken Kawamoto)
天気を確認する一番の方法は、アプリやウェブサイトを開いたり、テレビをつけたり、窓辺に行って外を眺めたりすることです。でも、もしデスクの上に、実際に外の天気を教えてくれるような素敵なデバイスがあったらどうでしょう?
Tempescope は、透明なアクリルケースの中で現在および将来の気象状況をシミュレートする、とてもかわいいものです。
発明家の川本健氏は、BluetoothとiOSアプリを使ってインターネットから気象データをダウンロードし、ファン、凝縮器、ポンプ、照明、そして本物の二酸化水素を使って小規模な気象現象を再現する「テンペスコープ」を開発しました。下の動画で、その動作をご覧いただけます。
驚くべきことに、Tempescopeは1日の天気予報を「再生」することができ、ケース上部のRGBライトで時刻を表示します。Kawamoto氏は今年後半にKickstarterを立ち上げ、一般向けモデルの製作資金を募る予定ですが、回路基板やオープンソースプログラミング言語Arduinoに精通している方は、Tempescopeのウェブサイトから設計図、説明書、コードをすべて無料でダウンロードして、自作することも可能です。
部品代だけで自作できるというだけでなく、デジタル情報をアナログで表現できるクールなデバイスです。モーターやプログラミング、そしてかなり高度な技術が満載ですが、最終的に「読み取る」のは本物の水蒸気でできた雲であるという点が、テンペスコープに画面上ではなかなか見られない優雅さとシンプルな美しさを与えています。
誤解しないでください。LEDの点滅だけで雷をシミュレートするのは良いことです。それだと途方もなく危険です。
出典: This Is Colossal