サムスン、iPad並みの価格帯のGalaxy Tab 8.9と10.1を発表

サムスン、iPad並みの価格帯のGalaxy Tab 8.9と10.1を発表

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サムスン、iPad並みの価格帯のGalaxy Tab 8.9と10.1を発表
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サムスンギャラクシータブ

テクノロジー大手アップルの「友敵」である韓国のサムスンは火曜日、2種類のGalaxy Tabデバイスを発表した。どちらもアップルのiPadを真っ向から狙ったものだ。同日早くにPlayBookタブレットを発表したRIMに倣い、サムスンはGalaxy Tab 10.1の価格をiPad 2と同程度に設定し、16GBと32GBのWi-Fiモデルがそれぞれ499ドルと599ドルとした。

しかし、どちらのタブレットも1280×800ピクセルのディスプレイを搭載しているのに対し、iPad 2は1024×768ピクセルの9.7インチ画面を搭載しています。Samsungのタブレットは厚さをわずかに薄くしています。それでも、その差(Samsungの8.6mmに対し、iPadは8.8mm)は、精密な体重計を持った人だけがわかる程度です。


両タブレットのその他の違いとしては、Samsungが4Gネットワ​​ークをサポートしている点(AppleはAT&TとVerizonの3Gをサポート)と、TabletsがAdobe Flash 10.2を搭載している点が挙げられます。また、両タブレットともReadersHubとMusicHubを搭載しており、iBookとiTunesユーザーを取り込もうとする狙いが見て取れます。

Galaxy Tab 10.1 は 6 月 8 日に発売され、Galaxy Tab 8.9 (16GB および 32GB Wi-Fi モデルの価格はそれぞれ 469 ドルと 569 ドル) は今年の夏に発売される予定です。

正式発表前には、サムスンがGalaxy Tabを399ドルに値下げし、iPad 2の価格体系を下回るのではないかとの憶測も飛び交っていました。今月初め、サムスンの副社長はGalaxy Tabの一部の機能がiPad 2と比べて「不十分」だと発言したと報じられています。こうした噂にもかかわらず、タブレットおよび携帯電話メーカーであるサムスンは、Appleのタブレットに対抗するには機能を模倣するのが最善策だという見方に賛同したようです。ただ、機能面での同等性だけで、Appleと消費者の一時的な繋がりを克服できるかどうかは未知数です。

[クランチギア]