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写真:レクサス
Appleは先月、カリフォルニア州運輸局(DMV)と自動運転車に関する新たな会合を開いた。4月2日の会合はAppleの要請ではなく、DMVの要請によるものだった。
2時間にわたる会議には、DMV職員6名が出席した。出席者には、副局長のバーナード・ソリアナ氏、局長のジーン・シオモト氏、首席副局長のウィリアム・デイビッドソン氏、副局長兼主任顧問のブライアン・スーブレ氏、弁護士のエミリー・ビスネット氏、エグゼクティブ・フェローのアレクサンドラ・レイク氏が含まれていた。
Apple側で誰が会議に出席したかは不明だが、会議はAppleの製品インテグリティ責任者であるスティーブ・ケナー氏によって手配された。会議は新しいApple Park本社ではなく、1 Infinite LoopにあるApple本社で行われたため、公共の場で開催する場合よりも秘密主義が強まった。
会議のタイトルはシンプルに「Appleとの会議」でした。4月初旬に開催され、その後、バーナード・ソリアーノはスティーブ・ケナーにメールを送り、会議の手配に感謝するとともに、議論された点の一つについて質問しました。
EPNプログラムに登録されているドライバーのターンアラウンド時間に関して、ご指摘いただいた件について追ってご連絡いたします。担当副局長のソニア・ヒュースティス(CC)に確認したところ、バックログは発生していないようです。ご指摘いただいた問題について、具体的な情報をお持ちでしょうか?ソニアとスタッフが調査し、ボトルネックとなっている箇所とその理由を突き止めます。
アップルの自動運転計画
昨年夏、アップルはレクサスRX450hの自動運転車両の運行開始許可を取得しました。それ以来、車両数は急速に拡大し、3月にはカリフォルニア州の公道で自動運転車両の試験走行を行う許可を45件取得しました。
AppleはApple Carについてまだ公式発表を行っていませんが、自動運転車技術の開発に数百人のエンジニアを擁するチームを擁していると噂されています。当初は、ゼロから車を開発する計画だったとされていますが、現在では自動運転車の基盤となるナビゲーションシステムのみの開発へと目標が変更されたようです。
昨年末、Google Earth の画像に、アリゾナ州にあるフィアット・クライスラー・オートモービルズの旧施設が映し出されました。Apple はここで自動運転車の試験走行を行っている可能性があります。衛星画像には、横断歩道や交差点など、自動運転車の性能試験に必要な都市部の道路構造を備えた「試験場」が写っています。
出典:Macreports