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写真:CNBC
アップル株は、目覚ましい上昇を見せる可能性があります。中国への関税導入の可能性を懸念して低迷していましたが、アナリストたちは、アップル株が今後大幅な値上がりを経験する可能性があると予想しています。
MKM PartnersとRockefeller Capitalのアナリストは、Appleが2019年の嵐を驚くほどうまく乗り切ったと指摘しています。株価は徐々に上昇傾向にあり、この勢いを維持できれば、大幅な上昇が見込まれます。
MKMパートナーズのチーフ市場技術者、JC・オハラ氏はCNBCに対し、 「この株は2019年の大半で上昇傾向にあった」と語った。「安値を切り上げる局面が何度も続いた」
丘を登る
AAPLの株価は今年30%以上上昇しました。6月に安値を付けた後、さらに22%上昇しました。現在は主に200ドル前後で推移していますが、このパフォーマンスを維持できれば、状況は大きく改善する可能性があります。
「確かに200ドルから215ドルは強力な抵抗線となってきましたが、こうしたトレンドがプラスに転じ続ければ、最終的にはこの水準を突破できると確信しています」とオハラ氏は続けた。「そうなれば、突如として2018年の高値である230ドル前後を振り返ることになります。こうしたプラスのトレンドを乗り越えれば、株価には少なくともあと8%から10%の上昇余地があると考えています。」
「利益率は改善しており、需要は依然として健在です。来年の利益の16倍の株価と1.5%の配当利回りで取引されています」と、ロックフェラー・キャピタルのヴィオス・アドバイザーズ・マネージングディレクター、マイケル・バピス氏はCNBCに語った。「現在の金利環境を考えると、悪くない数字です。」
両氏はJPモルガンの最近のレポートに反応した。同金融大手は、中国への懸念にもかかわらず、価格決定力や原材料費の低下といった「明るい兆し」が、アップルが関税負担を吸収する上で役立つだろうと指摘した。
Apple株が急騰する兆候は今回が初めてではありません。今年初め、投資家のジーン・マンスター氏はApple株が急騰すると示唆しました。マンスター氏は今後2年間で70%上昇すると予測しており、そうなればAppleは時価総額1兆5000億ドル規模の企業となるでしょう。
現在、Appleの株価は207.15ドルで取引されています。Yahoo!ファイナンスの推定によると、同社の時価総額は9,361億ドルです。