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写真:アップルマン/YouTube
目を閉じると、Applemanとして知られるiPadドラマーの演奏は、まるで本物のドラムセットを叩いているかのようだ。マリリン・マンソンの「Beautiful People」といったロックの名曲のドラムパートをカバーした彼のYouTube動画で目にする音は、耳で聞く音とは矛盾している。
しかし、アナログキットを使うドラマーと対戦するとどうなるのだろうか? 先日、匿名のアップルマンが17歳の天才ドラマー、山近拓人と一対一で対決した。素早い指使いと素早いスティックの使い分けが見られた。
互いのソロの応酬と観客の歓声から、両者は引き分けに終わった。
アップルマンは100曲をカバーするという目標を掲げている(そして指も)。(すでに目標の半分に達している。)彼の3分間のビデオ「iPad Drum Solo」は、2013年の公開以来、310万回以上再生されている。
以前のインタビューで、アップルマン氏はCult of Macに対し、iPadのガラスがすり減る前に指がすり減ってしまうだろうと語っていた。彼は自分のアイデンティティについては隠しているが、Apple製品への愛情は隠していない。新製品発表の際には、Appleストアの外に手作りのAppleマスクを着けて現れることで知られている。また、彼は才能ある写真家でもある。
今週ユーチューブに投稿されたタクトとの5分半のパフォーマンスでは、アップルマンは真っ赤なリンゴのヘルメットのようなものをかぶってステージに登場した。
彼はスクリーンの前でバーチャルドラムを演奏し、観客は GarageBand で彼の指が動くのを見ることができた。
二人は交互にソロを演奏するだけでなく、互いの精力的な演奏にビートで寄り添い、まるで会話しているかのような感覚を味わえた。
アップルマンにはドラムの経験がある。イギリスの学生時代にはロックバンドに所属していた。長崎の小さなアパートに戻ってからは、近所の人々の迷惑になるのを恐れて、本物のドラムキットで練習することができなかった。