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OS Xは死んだ。少なくともその名前は。
Apple のデスクトップ オペレーティング システムは、この秋に予定されている次のメジャー アップデートで macOS となり、Siri の統合、自動ロック解除、Web 版 Apple Pay など、多数の魅力的な新機能と改良点が導入される予定です。
Appleの次期Macアップデートの正式名称はmacOS Sierra。まさに壮大なアップデートです。まずは自動ロック解除機能からスタート。Apple Watchを装着したMacの前に座ると、瞬時にロックが解除されます。
もう一つ、あなたの生活をより便利にする機能がユニバーサルクリップボードです。MacとiOSデバイス間でコンテンツのコピー&ペーストが可能になります。iCloudの改良により、ファイルやフォルダでも同様のことが可能です。

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Appleは「最適化されたストレージ」機能も追加しました。この機能は、古い書類やファイルを自動的にiCloudに送信し、ローカルストレージの空き容量を増やします。また、ゴミ箱、ウェブ履歴、その他のデータをバックグラウンドで消去し、Macをクリーンな状態に保ちます。
これにより、不要になった古いファイルを削除するMacクリーナーアプリが不要になります。Appleによると、あるテストでは、ストレージ最適化により1台のMacでなんと130GBものローカルストレージを解放できたとのことです。
macOSには、iOSから採用されたピクチャ・イン・ピクチャ機能も搭載されます。これは、他の作業をしながら動画を楽しめる機能です。Appleは、マルチタスクを容易にするために、より多くのアプリ内でタブを利用できるようにしており、これは自動的に行われるため、開発者は何もする必要はありません。

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macOSのその他の改善点としては、Siriとの連携や、ウェブブラウザでのApple Payの利用などがあります。watchOS 3と同様に、macOSも今秋に全ユーザーに無料アップデートとして提供されます。開発者の皆様は本日からプレビュー版をご利用いただけます。