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iPhone 12はまだ発売されておらず、SpaceXのCEOであるイーロン・マスク氏も火星着陸の野望をまだ達成していないが、ロシアの高級ブランドCaviarは先手を打っている。

今週、同社は「Musk Be On Mars（マスク、火星へ）」と銘打ったiPhone 12 Proを19台限定で発表した。これまでのCaviar iPhoneのように金やダイヤモンドで装飾されたものではなく、これらの特別版には「宇宙に行ったSpaceXの宇宙船の一部」、ドラゴン宇宙船の浅浮き彫り、そしてレーザー刻印されたマスク氏のサインがあしらわれている。

価格は 4,990 ドルから。

SpaceXにインスパイアされたiPhone 12

キャビアの説明は次のとおりです。

「人類が無限の宇宙を征服できるということを言葉ではなく行動で証明した現代の天才、イーロン・マスクは、毎年、画期的なアイデアと革新的なエンジニアの発想でますます人々を驚かせています。

SpaceXのミッションは、太陽系植民地化の礎となる宇宙の巨人です。iPhone 12 Pro Caviarのディスカバリーコレクションのプレミアモデルの開発にあたり、デザイナーたちはドラゴンの飛行成功にインスピレーションを得ました。これは宇宙探査の新たな時代であり、私たちの歴史における新たなマイルストーンです。

ディスカバリー号の模型「マスク・ゴー・トゥ・マーズ」のボディには、宇宙で行われたSpaceXミッションの実物が組み込まれています。これは単なるアクセサリーではなく、貴重な遺物です。この機体を所有することで、あなたはスペースシャトルの乗組員の一員となり、歴史の一部となり、宇宙を征服した英雄となるのです。

あるいは、カスタム iPhone に何千ドルも費やす余裕のある超金持ちの男性 (ただし、「宇宙を征服するヒーロー」ほどいい響きではない)。

CaviarはiPhoneのカスタムバリエーションを専門にしている

Caviarは数年前からカスタムiPhoneのバリエーション製作を始めました。そのプロセスは、通常のiPhoneをCaviarの宝石工房／機械工房で改造するというものです。CaviarのiPhoneの一般的な基準からすると、Musk Be On Marsモデルは実際にはそれほど高価ではありません。以前のより高価なモデル、例えばSolarius Zenith Full Gold iPhone 11 Proなどは、最高で12万ドルでした。

おそらく最大の疑問は、マスク氏が名誉あるiPhoneを特に喜ぶかどうかだろう。マスク氏はかつてスティーブ・ジョブズ氏に会ったことがあるが、彼は嫌な奴だったと語っている。また、アップルの秘密の電気自動車プロジェクトを「テスラの墓場」と揶揄した。

「テスラで成功できなかったら、アップルで働け」とマスク氏は言った。「冗談じゃない」