ヨーロッパ発の航空便におけるノートパソコンとタブレットの持ち込み禁止は結局実現しない

ヨーロッパ発の航空便におけるノートパソコンとタブレットの持ち込み禁止は結局実現しない

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ヨーロッパ発の航空便におけるノートパソコンとタブレットの持ち込み禁止は結局実現しない
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エミレーツ航空
エミレーツ航空もこの禁止措置の影響を受ける航空会社の一つだ。
写真:エミレーツ航空

トランプ政権は結局、ノートパソコンやタブレット端末、その他大型電子機器の使用禁止を、欧州の空港から米国に入国する航空便にまで拡大するつもりはない。

米国とEU当局は、乗客の安全を守るための「その他の措置」についてはまだ検討中だが、欧州発の航空便でノートパソコンやタブレットの機内持ち込み手荷物を禁止しないことを決定したと報じられている。

禁止の可能性に関する議論は、航空安全への潜在的な脅威に焦点を当てたブリュッセルでの4時間にわたる会議の一部であった。

機内持ち込み手荷物の禁止は、エジプト、ヨルダン、クウェート、モロッコ、カタール、トルコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦を含む中東10カ国からの渡航者に対して既に実施されています。この禁止措置がヨーロッパ路線にも拡大される可能性が、今年初めに報じられました。

当初、このような禁止措置を実施する決定は、テロリストが航空機や交通ハブを攻撃しようとしているのではないかという懸念から生まれました。タブレットとノートパソコンの持ち込み禁止は、iPadに偽装した爆弾を飛行機に持ち込もうとする計画(幸いにも未遂に終わった)がきっかけで実施されたと報じられています。

この禁止措置への対応として、一部の航空会社は乗客向けに新たな電子機器貸出プログラムを立ち上げ、乗客自身の機器を預け荷物の中に安全に保管しながらiPadをレンタルするオプションを提供することにしました。

幸いなことに、ヨーロッパの空港からの便ではそのような措置は取られないようで、私とヨーロッパに拠点を置く他のカルト・オブ・マックの仲間たちは、映画を見たりゲームをしたり アメリカ行きのフライトで働く。

出典:BBC