アップルの投資家、カール・アイカーン氏は「後発の投資家」と発言

アップルの投資家、カール・アイカーン氏は「後発の投資家」と発言

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アップルの投資家、カール・アイカーン氏は「後発の投資家」と発言
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クレジット: Tactus.com
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カール・アイカーンの回顧録のタイトルは『友を失い人々に影響を与える方法』でしょうか?

物言う投資家のアイカーン氏はここ数カ月、アップルに1500億ドルの自社株買いを行わせるキャンペーンの先頭に立って物議を醸している(その後アイカーン氏はこれを「わずか」500億ドルに引き下げた)。

まあ、他の特定の投資家から批判されることなく、アイカーン氏のように率直に意見を言うのは難しいが、カリフォルニア州公務員退職年金制度の企業統治責任者であるアン・シンプソン氏はまさにそれを実行した。

シンプソン氏は木曜日、アップル株約13億ドルを保有する年金基金はクパチーノ市が発表した資本計画に満足しており、そのためアイカーン氏の自社株買いを支持しないだろうと述べ、アップルへの投資に関してはアイカーン氏を「乗っ取り屋」であり「新参者」だと呼んだ。

「買収者が会社にやって来て、現金の返還を提案してくることには、私たちは不快感を覚えます」とシンプソン氏は述べた。また、アイカーン氏が最近アップルのCEOティム・クック氏と夕食を共にした件に関するツイートを「不謹慎」だと批判した。

シンプソン氏は先月ニューヨーク・タイムズ紙とのインタビューで、「株主アクティビズムは、門戸を叩く蛮族からオーナーのように行動する存在へと進化している」と示唆した。

出典:ブルームバーグ