- ニュース

AppleがVerizonを米国でのiPhoneキャリアとして発表する可能性が徐々に高まり、それが現在の独占iPhoneキャリアであるAT&Tにとって何を意味するのかが議論される中、AT&TのCEOが、VerizonとのiPhone契約が夜も眠れないほどではない理由について語った。CEOのラルフ・デ・ラ・ベガ氏は、水曜日に開催されたJPモルガンの技術カンファレンスでアナリストに対し、多くのiPhoneユーザーがVerizonへの乗り換えは困難すぎると感じるだろうと語った。
デ・ラ・ベガ氏によると、AT&Tの顧客の70%はファミリープランに加入しており、乗り換えが非常に困難になる可能性がある。また、法人向け割引プランに加入している顧客層は、AT&T加入者の40%を占めている。
独立系アナリストのターリー・ミュラー氏は今月初め、iPhone 3GがAT&Tの解約率の低下に寄与したと主張した。同氏によると、AT&Tのポストペイド契約の解約率は、2007年第1四半期の1.3%から2010年第1四半期には1.1%未満に減少した。一方、ベライゾンの解約率は同時期に0.9%から約1.1%に上昇した。
関連ニュースとして、デ・ラ・ベガ氏は今朝アナリストらに対し、iPadに夢中になっていると語った。「私は中毒です」とJPモルガンの聴衆の前で語り、飛行機に乗っている間に、待機中のメールを減らすためにAppleのタブレットをどのように使っているかを説明した。
[BusinessInsider経由]