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写真:ティム・クック
ティム・クック氏は現在北京を訪問しており、人気のマイクロブログネットワークWeiboに投稿していないときは、かなり有力な人々と会談している。
その中には中国の劉延東副首相も含まれており、クックCEOは火曜日に劉延東副首相と会談し、中国と米国の科学・教育協力の促進にアップルがどのように貢献できるかを話し合った。
クック氏は選挙で選ばれた公務員ではないため、この件について話すのに最適な人物ではないかもしれないが、これまでの中国政府とのあまり好ましくない衝突を考えると、これはアップルにとって間違いなく歓迎すべき機会だ。
2月に、Appleは中国政府の承認済み国家購入品リストから正式に排除されたが、同時に同社は中国に輸入されるすべてのApple製品について中国政府がネットワークの安全性評価を実施することを許可するよう圧力を受けており、さらに中国でのiCloudを国営サーバーへ移行することに同意している。
クックは、中国でのブランド構築への取り組みを強調し、中国や科学、教育のイノベーション、環境計画などの分野に投資することで、中国政府からの信頼を築けると期待される。
劉氏は「中国におけるアップルの事業展開と、科学技術、教育などの分野での中国との積極的な協力を高く評価した」と伝えられており、少なくともこの会談では良い印象を与えたようだ。
クック氏は本日、北京にある中国伝媒大学小学校を訪問し、イノベーションについて議論した。
出典:新華網