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アップルのフィフスアベニュー店では、1平方フィートあたりメルセデス・ベンツC300に相当する数のiPod、MacBook、iPhoneが販売されている。
我らがリアンダー・カーニー記者が最近ニューヨークを訪れた際に発見したように、アップルの5番街店は不況にも負けず、マンハッタンの最も有名なショッピング街の一つでアップル製品を買うために列をなす人々で溢れている。
しかし、店が混雑しているという彼の言葉を鵜呑みにしてはいけない。ブルームバーグはこう言っている。
不動産仲介業者ニューマーク・ナイト・フランク・リテールのエグゼクティブ・バイスプレジデント、ジェフリー・ローズマン氏は、アップルのフィフス・アベニュー店の年間売上高はおそらく3億5000万ドル以上だろうと述べた。店舗面積は1万平方フィートで、ローズマン氏の推計によると、1平方フィートあたりの売上高は最低でも3万5000ドルとなる。
これらの売り上げは、有名な通り沿いの高級宝石店の売り上げを上回っている。現在、彼らの売り上げは約2倍である。ティファニーは1平方フィートあたりわずか1万8000ドル、ハリー・ウィンストンは1万2000~1万3000ドルを稼いでいる。
リアンダー氏は、大きなガラスの立方体が上にあるこの場所は電気店というよりはおしゃれなバーのようだと指摘したが、ブルームバーグの記者もその点に気づかなかった。
毎日通勤途中に5番街の店舗を通るコンソロ氏は、この店舗を「ピックアップ場所」として利用する人もいると話す。以前は観光客からブルーミングデールズ、サックス、ルイ・ヴィトンへの行き方を聞かれたという。「今では『アップルストア、アップルストア』と言われるんです」とコンソロ氏は電話インタビューで語った。「ここがメインイベントなんです」
もしかしたら誰かが『Breakfast at Apple』についての映画を作るかもしれない?
ブルームバーグ経由