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AppleはWWDC23の基調講演で、iOS 17の発表と合わせて、新しいジャーナリングアプリのプレビューも行いました。これまでの噂や期待通り、このアプリは1日の様々な出来事を素早く簡単に記録できるように設計されています。
あなただけのジャーナリング体験
Appleはここ数年、健康とウェルネスを向上させるための新機能の追加を続けており、Journalでもその重点は継続されています。プレゼンテーションの中で、センシング&コネクティビティ担当シニアマネージャーのアディーティ・ウラル氏は、感謝の気持ちを実践することの重要性を強調し、ジャーナリングが健康状態を改善することを示す研究結果を引用しました。
iOS向けの新しいJournalアプリを使えば、ユーザーは安全かつ高度にパーソナライズされた体験の中で、個人的な考えや体験を記録し、特別な思い出を捉えることができます。また、Journalアプリでは、写真、人物、場所、ワークアウトなどに基づいて、デバイス上の機械学習が日記のトピックを提案してくれる機能も利用できます。
Journal の真にユニークな点は、Apple のアプリ全体にわたる緊密なシステム統合です。ジャーナルエントリを作成する際に、写真、地図、アクティビティ、連絡先、マインドフルネスなど、様々なコンテンツスニペットを自動的に組み込むことができます。さらに、Suggestions API により、開発者はジャーナルエントリの作成を促したり、自社アプリのコンテンツを取り入れたりすることができ、よりユニークでパーソナライズされたエントリを作成できます。その他のプロンプトには、質問やテーマに基づいてジャーナルを作成することを促す「Reflection(振り返り)」機能も含まれています。
ジャーナルアプリは、継続的なジャーナリングを促すために通知も活用します。また、ジャーナルに記録するための新しい提案やヒントがあった場合にも、通知で最新情報をお知らせします。
ウラル氏はまた、ジャーナルをロックする機能や、データを安全に保つためのエンドツーエンドの暗号化など、アプリのセキュリティ機能についても強調しました。ジャーナルアプリは、今年後半のソフトウェアアップデートでリリースされる予定です。