アップル、新型iPhone、iPadの閲覧要求でサムスンを「嫌がらせ行為」と訴え

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2つのテクノロジーライバルというよりは、いがみ合うカップルの法廷闘争のように聞こえるが、悪名高い秘密主義のアップルは、未発表のiPhoneとiPadを一目見たいというサムスンの要求を「嫌がらせの試み」と表現したと報じられている。

アップルの「友敵」と評されてきたサムスンは、カリフォルニア州サンノゼの裁判所がGalaxyスマートフォンメーカーであるサムスンに対し、自社の携帯電話とタブレットの初期バージョンをアップルに提示するよう命じたことを受け、反撃に出ている。アップルは4月、サムスンがiPhoneとiPadの「技術、ユーザーインターフェース、そして革新的なスタイル」を不正に利用したとしてサムスンを提訴した。

サムスンが6月13日までにアップルの次期iPhoneとiPadの「最終版、商用版」を提出するよう期限を定めたことを受け、カリフォルニア州クパチーノの裁判所は裁判所文書を用いてギャラクシースマートフォンメーカーであるサムスンを「模倣者」と呼び、非難した。さらに裁判所文書の中で、アップルはサムスンによる技術のプレビュー版の提供要請を拒否し、サムスン製デバイスを模倣したという主張は当たらないと反論した。