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MacBook Pro やその他の Apple ノートブックの最もひどい問題の一つが、今年ついに解決される予定だ。
Appleは、物議を醸しているバタフライキーボードを廃止し、より信頼性の高いデザインを採用すると報じられています。業界屈指のAppleアナリストによると、新しいキーボードはまず16インチMacBook Proに搭載されるとのこと。
TFインターナショナル証券のアジア地域担当Appleアナリスト、ミンチー・クオ氏は、Appleがキーボードに新しいシザー構造を採用すると主張しています。MacRumorsによると、クオ氏は16インチMacBook Proに新しいキーボードが搭載される予定で、2019年第4四半期に発売されると述べています。報道によると、AppleはMacBook Proの全製品で新しいシザーキーボードへの完全な切り替えを2020年まで完了させない見込みです。
ハサミがバタフライに勝つ
2019年に新しいMacBook Proの購入を検討しているものの、噂の3,000ドルという16インチMacBook Proの価格が手が出ない方は、購入を待つ方が良いかもしれません。Appleのバタフライキーボード設計の欠陥により、キーが頻繁に固くなったり反応しなくなったりする問題が発生、リコール運動が起こりました。Appleは現在、今月発売されたばかりのMacBook Proを含む、バタフライキーボード設計を採用したすべてのMacBookモデルに対して無償修理を提供しています。

写真:TFインターナショナル証券
新しいキーボードへの切り替えは、Appleのコスト削減にもつながります。バタフライキーボードはシザーキーボードよりも製造コストが高いです。しかし、Appleは材料費を惜しんでいません。同社はキーボード部品に25ドルから30ドルを支払う予定だとされており、これは平均的な価格である8ドルから12ドルを大きく上回ります。キーボードはSunrex社が供給するとされています。
この新たな報道は、クオ氏が今月初めに投資家に送った書簡で、2019年モデルのMacBook Airはシザーキーボードを採用すると予測していたことと矛盾している。本日の報道に掲載されたグラフを見ると、その予測は覆されるようだ。そうなると、16インチMacBook Proは2019年に新キーボードを搭載する最初の、そして唯一のApple製ノートパソコンとなる。
キーボードのアップデートにより、キーストロークが長くなり(耐久性も向上)、小型のMacBook Airではなく、Appleの大型MacBook Proに搭載する方が簡単になるのは理にかなっています。