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米証券取引委員会は、アップルが投資家に対し最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ氏の健康状態について十分に説明していたかどうかを調査しているとブルームバーグが水曜日に報じた。
報道によると、匿名の情報源は同報道機関に対し、今回の調査はアップルが不正行為を行ったことを意味するものではないと語ったという。
先週、Appleはジョブズ氏が健康状態が以前の発表よりも「複雑」であると知らされたことを受け、6ヶ月間の療養休暇を取ると発表した。発表に先立ち、ジョブズ氏はMacコミュニティに対し、この病気は「ホルモンバランスの乱れ」によるものだとの憶測を呼んでいたが、Appleの共同創業者であるジョブズ氏は「簡単に治療できる」と説明していた。
しかし、アップルの最新の発表は、ジョブズ氏の健康問題が2004年の膵臓がんに関連しているという噂を鎮めることはできなかった。
今週初め、テキサス州の大学の経営学助教授は、アップルのジョブズ氏の場合のように、健康上の問題で休職せざるを得ない場合には、最高経営責任者(CEO)に投資家への通知を義務付けるべきだと述べた。
「SECはもっと積極的な姿勢を取るべきだ」と、フォートワースに拠点を置くテキサス・クリスチャン大学ニーリー経営大学院のアレクサ・A・ペリーマン氏は述べた。「CEOが病気になった時:沈黙を守るか、公表するか」と題された論文は、Macworld誌に引用されている。