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写真:マイケル・ヴァドン/Flickr CC
ドナルド・トランプ氏は、FBIの要請にもかかわらず銃撃犯サイード・リズワン・ファルークのiPhone 5cのロック解除を拒否したとしてアップルを激しく非難した。
カリフォルニア州サンバーナディーノで14人が死亡した攻撃事件の捜査に協力するアップルの責任について問われたトランプ大統領は、フォックス・アンド・フレンズに対し、「アップルは自分たちを何者だと思っているんだ?彼らは明らかにすべきだ」と語った。
「私は裁判所の意見に100%賛成です」と共和党大統領候補は述べた。「その場合、私たちはそれを公開すべきです。私は…公開し、頭を働かせなければなりません。常識を働かせなければなりません。先日、ある人が私を常識的な保守派と呼んでいました。私たちは常識を働かせなければなりません。」
トランプ氏の発言は、ティム・クックCEOが書いた公開書簡を受けてのものだ。クックCEOは、AppleにiOSデバイスへのバックドア作成を強制することは「顧客のセキュリティを脅かす前例のない措置」となると主張している。(この件に関する詳細は、こちらのFAQ「FBIの監視と戦うAppleについて知っておくべきこと」をご覧ください。)
トランプ大統領がホワイトハウス入りに向けて(おそらく)Appleについて言及したのは今回が初めてではない。先月、トランプ大統領はリバティ大学の聴衆に対し、Appleが米国でデバイスの製造を開始することを約束し、「Appleがコンピューターなどの製造を他国ではなく米国で開始できるようにする」と述べた。
Appleの暗号化に関するトランプ大統領の姿勢に賛同しますか?ぜひ下のコメント欄にご記入ください。
出典:ポリティコ