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写真:Ste Smith/Cult of Mac
前四半期の Apple の記録的な利益が、懐疑論者が間違っていることを証明するのに十分だと思ったら…それは間違いだ。
野村インスティネットのアナリスト、ジェフリー・クヴァール氏の聞き慣れたメモによると、iPhoneの売上は芳しくなく、Appleは今後12カ月で失望することになるかもしれないという。
「iPhoneの販売台数は減少していないものの、iPhone Xは依然として期待外れだ」とクヴァール氏は本日記した。「Appleのガイダンスでは、第3四半期のiPhone販売台数が予想よりも良好であることが示唆されている。しかしながら、実売が大幅に改善したとは考えていない。」
クヴァール氏がアップルを軽視している理由の一つは、ユーザーによる携帯電話の買い替えが減少していることで、米国の大手通信事業者における買い替え率は現在平均5.3%程度となっている。
「(アップグレード率が)短期的に改善する理由はほとんど見当たりません」と彼は指摘した。「アップグレード率の低下に伴う新規契約数と解約率の低下について、各通信事業者は特に動揺しているようには見えません。ベライゾンは引き続き規律ある運営を続けると予想しており、スプリントもプロモーション活動を控える予定です。」
Appleに賭けますか?
全体として、彼はアップルの株価が今後1年間で先週の終値から6%下落し、175ドル前後で落ち着くと予想している。これは、時価総額が1兆ドルの壁を突破すると予想する人たちとは大きく異なる。
アップルのサービス部門は成長を続けているものの、クヴァール氏はそれが事態の好転に十分だとは確信しておらず、サービス事業の内訳について「より明確な情報開示」を求めている。アップルのこの事業に対する彼の評価は?「良いが、素晴らしいとは言えない」。
クヴァール氏の言う通りかもしれないが、特に前四半期はほぼ全員が誤った判断を下したこともあり、現時点でAppleに賭けるのは賢明ではないと言わざるを得ない。個人的には、ウォーレン・バフェット氏の考えに賛同したい。バフェット氏の金融会社はAppleの第3位の投資家となったばかりだ。
金曜日の時点で、Appleの株価は186.31ドルで、時価総額は9150億ドルに達した。自宅で時価総額を数えている方のために付け加えると、Appleが史上初の時価総額1兆ドル企業になるまであと20ドルというところだ。
来年のAppleの繁栄について、あなたはどのように予想しますか?ぜひ下のコメント欄で教えてください。
出典:CNBC