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iOS 17では、メールで届いたワンタイムコードの入力がはるかに簡単になります。iOS 17のSafariでは、メールボックスに届いた確認コードが自動入力されます。
iOS 16のメッセージアプリは、Safariなどのアプリで既にOTPコードを自動入力できます。Appleは同様の機能をメールアプリにも拡張しています。
iOS 16とは異なり、iOS 17は細かな使い勝手の向上に重点が置かれています。メールアプリから送信されるワンタイム認証コードをSafariで自動入力する機能もその一つです。ステージ上ではデモが行われていませんが、AppleはiOS 17のプレビューページでこの機能を紹介しています。

写真:Apple/Rajesh
この変更により、特に2要素認証を有効にしている場合、ウェブサイトへのログインがはるかに容易になります。Safariはすでに、SMSで受信したOTPコードを自動入力する機能を備えています。
Safari がサードパーティのメールアプリから認証コードを取得できるかどうかは不明です。iOS アプリはすでに、テキストメッセージで送信されたログインコードを取得できます。
確認コードの自動削除
iOS 17のもう一つの小さな、しかし嬉しい変更点は、確認コードを自動削除する機能です。メッセージアプリやメールアプリでオートフィル機能を使って入力したワンタイムパスワードは、OSによって自動的に削除されます。
これにより、受信トレイが不要な OTP やログイン コードで乱雑になることがなくなります。
iOS 17のもう一つの便利な変更点は、グループを作成し、iCloudキーチェーンに保存されている特定のパスワードをグループメンバーと共有できる機能です。これはほぼすべてのパスワードマネージャーに搭載されている一般的な機能なので、Appleはこの点で競合他社に追いつこうとしていると言えるでしょう。