Appleの買収により、Shazamは2018年に利益を上げた。

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アップルによる音楽認識AI企業Shazamの買収は同社の財務に大きな影響を与えた。

新たに発表された決算報告によると、Shazamのアクティブユーザー数は2018年に4億7800万人に達しました。これは前年の4億人から増加したことになります。税引前利益は1億5840万ドルで、2017年の1940万ドルの損失から大幅に増加しました。

この利益の一部は、Appleによる4億ドルの買収によるものです。噂は2017年12月下旬から流れ始めましたが、独占禁止法違反の可能性を懸念したため、正式に発表されたのは2018年9月でした。

「ShazamはApp Storeの開設当初から提供していたアプリの一つで、世界中の音楽ファンに愛されています」と、Apple Musicのバイスプレジデント、オリバー・シュッサー氏は買収時に述べています。「音楽とイノベーションへの共通の情熱を持つ両社が力を合わせ、ユーザーに音楽を発見し、体験し、楽しむための、これまで以上に素晴らしい方法を提供できることを大変嬉しく思います。」

Appleが最初に行った対策の一つは、Shazamアプリの無料版から広告を削除することでした。これはShazamの総収益に影響を与え、2017年の4,480万ドルから2018年には3,450万ドルに減少しました。今年8月、Apple MusicはShazamを活用したトレンドチャートを開始しました。これは、人気急上昇中のアーティストを予測するものです。Appleはまた、ShazamをApple Music for Artistsプラットフォームに組み込んでいます。

Shazamはこれまでに10億回以上ダウンロードされており、Appleによると、毎日2,000万回以上利用されているとのことです。

出典：ビルボード