アップルのプライバシーポリシーはフランスで巨額の罰金を招く可能性がある

アップルのプライバシーポリシーはフランスで巨額の罰金を招く可能性がある

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アップルのプライバシーポリシーはフランスで巨額の罰金を招く可能性がある
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ユーロ2
すごい金額ですね!
写真:Godzimama

これまでのところ、Appleと政府とのプライバシーをめぐる対立に対する注目は主に米国に集中しているが、iPhoneの暗号化をめぐってAppleが当局と争っているのは米国だけではない。

フランスでは、同国社会党の政治家ヤン・ガリュ氏が、フランス政府の対テロ戦争強化を目的とした法案の修正案を提出し、法執行機関の要請に応じて「速やかに」デバイスのロック解除に同意しない場合は、アップルはスマートフォン1台につき100万ユーロを支払うべきだと主張した。

昨年、フランス当局はテロリストの疑いのある人物のスマートフォン8台にアクセスできず、データ暗号化への懸念を引き起こした。

「データ暗号化に関しては法の空白が生じており、それが司法捜査を阻んでいる」とヤン・ガルート氏は述べた。「AppleやGoogleのような極めて強力な企業に従わせるには、金銭的な支援しかない」

しかし、ガルット氏は問題の問題についてそれほど詳しくないようだ。彼は、Appleは「プライバシー保護を謳いながら、収集した個人データをすぐに商業利用してしまう」数少ない企業の1つだと主張している。

これは確かにGoogleに関しては異論もあるかもしれないが、Appleはユーザーデータに対して長らく異なるアプローチをとってきた。最も有名なのは、ティム・クックがテレビのインタビューでチャーリー・ローズに「[顧客]は我々の製品ではない」と語ったことだ。

出典: TheLocal.fr

出典: Slashgear