Apple WatchはFitbitの王座を奪うには程遠い

Apple WatchはFitbitの王座を奪うには程遠い

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Apple WatchはFitbitの王座を奪うには程遠い
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アップルウォッチ
FitbitはApple Watchを心配することはないだろう…今のところは。
写真:Ste Smith/Cult of Mac

Apple Watch は健康維持の支援に重点を置いているにもかかわらず、Fitbit を王座から引きずり下ろすにはまだまだ遠い。

同社のはるかに手頃な価格のフィットネストラッカーのおかげで、同社はこれまでに米国のウェアラブル市場において61.7%のシェアを獲得しているが、一方でアップル初のスマートウォッチは昨年4月の発売以来、わずか6.8%のシェアしか獲得していない。

フィットビットの共同創業者兼CEOであるジェームズ・パーク氏は、ニューヨーク・タイムズ紙 の最近のインタビューで 、 Apple Watchはウェアラブルデバイスへのアプローチとして「間違っている」と主張しました。ウェアラブルデバイスはもっとシンプルに、一つの焦点に焦点を当てるべきです。そして、パーク氏の意見は間違っていないようです。

Kantar WorldPanel ComTech が初めて発表したウェアラブル レポートによると、Fitbit は引き続きウェアラブルの世界を独占しており、米国では市場シェアの半分以上を占めており、現在では消費者の 10 人に 1 人がフィットネス トラッカーまたはスマートウォッチを所有しているという。

「スマートウォッチのベンダーがより高度な健康・フィットネス機能を宣伝しているにもかかわらず、フィットネスバンドは最近の米国在住ユーザーの間でまだ人気が衰える兆しを見せていない」とレポートは説明している。

その結果、米国ではフィットネストラッカーが市場シェアの43.1%を占め、スマートウォッチは33.3%を占めています。

ヨーロッパでは状況が異なります。ウェアラブル端末の普及率は6.6%と低いものの、スマートウォッチはトラッカーよりも人気が高く、市場の55.2%を占めています。また、Appleのシェアは14%で、Fitbitの18.5%とそれほど変わりません。

アップルは、今年後半にiPhone 7と同時に登場すると予想される第2世代のウォッチが、ライバルのスマートウォッチを驚異的なペースで売り上げ続けている初代よりもさらに人気が出ることを期待しているだろう。